2016年02月28日

AT車が主流になり、MT車が消えていく

僕はMT車が消えていくことをなぜか悲しく思います。
確かにMT車はシフトチェンジ、クラッチの操作など運転する上で面倒であったり、最初の内は難しい事が多いかもしれません。
しかしその反面、MT車は押しがけと呼ばれる特別な方法でエンジンをかける事ができたり、操作がわからない人間にはそもそも動かすことができない(事故防止)という長所があります。
MT車には車を運転するという楽しみがあり、また操作に一度慣れてしまえばその気がない時には無意識に手足を動かし、気楽に運転することもできるのです。

僕は何よりもMT車が廃れていく原因として思うのは、やはり新しく車を運転し始める人達の事です。
やはり運転し始めの人からするとMTは地獄のような乗り物だと思います。
あえてMT者を選ぶのは相当なマニアか、すでに乗る車があり、それがMT車だと言う場合だけでしょう。
それでも中には途中でMT車を断念し、AT免許に切り替えて講習を受ける人もいるほどです。
しかしそれはMT車の事を、頭で理解していないからそうなるのだと僕は思います。
なぜ、シフトチェンジをする必要があるのか、クラッチとは何か、という事を最初の内はしっかり頭に叩き込んでおかなければなりません。
慣れてくるとそんな物はなくても自然と運転することができますが、最初の内は必要な事だと思います。
そこまでするならATにするよ、と一般的な人は思うかもしれません。
それでも僕はMTで免許をとりました。
それは子供じみた「優越感」を得たいからという理由からでしたが、車に乗っているうちにそんな事はどうでもよくなりました。
とにかくMT車にはロマンがあります。

苦労してでも車にロマンを感じたいという人には、ぜひMT車をお勧めしたいと思います。
AT車が主流になり、MT車が消えていく



Posted by うさちゃん at 18:35