2015年10月26日

精密加工部品の制作をしている会社に勤めている彼について

ある部品を作りだすには型を作って量産していく方法と、ある材料を様々な工具等を駆使して任意の形に削り出していく方法とがあります。

前者はコストを抑えることができるというメリットがありますが、数ミクロン(1ミクロンは1/1000mm)といった高い精度を要求された場合に対応できません。

一方、後者の方は手間とコストがかかりますが、少量、多種の生産には強いというメリットがあります。
数ミクロンといった高い精度を要求される後者の精密加工は信頼性が高く、自動車や航空、産業、IT関連の部品としてのニーズが高く、非常にレベルの高い品質が求められます。

つまり、精密加工部品の製作等の製造の支援を主業務としている会社に勤めている私の彼は職人といっても過言ではないのだそうです。

だから細かいのは仕方がないのだとか。
これ、彼が細かいことまでいちいち指摘してくることでケンカした時の彼の言い分です。
それとこれとは関係ないと思うのですが。

技術は日々進歩しており、精密加工の仕事も最新技術の勉強が欠かせないのだそうです
確かに彼は勉強家だし、努力家です。仕事に一生賢明な姿はかっこいいと思います。
結婚の約束もしている今はその仕事ぶりが頼もしいとも思います。

でも、プライベートの時間ではもっとゆっくりしても良いと思いませんか。
理想が高いのは良いことですが、私はもっとのんびりと生活したいです。
まだ別々に暮らしているのですが、一緒に暮らすようになったら息が詰まるのではないかとちょっと不安です。

ただ、彼と別れようとは思いません。
少し、いえ、大分細かいところがある人ですが、基本は優しい人で、無理強いされるわけではありませんし、ケンカはしても別れようと思ったことはないのです。
一緒に暮らすようになったら家の中がのんびりとした空気になるのか、きっちりとした空気となるのか、これは、彼と私の勝負でしょうか。

別に家事に手を抜くというわけではありませんよ。
ずっと根をつめて仕事をしている彼がのんびりできるゆったりとした空気になるよう頑張ります。

彼曰く、私のボケが既にそういうった空気を醸し出しているそうですけれど。
精密加工部品の制作をしている会社に勤めている彼について


Posted by うさちゃん at 12:15